2013年9月16日月曜日

「便利」は人を不幸にする、という本を読んだ。

そりがあう人、あわない人があるように、

あってる本、あってない本というのもあると思う。

全くもって印象に残る内容の表現に困る本だった。

境目がある。

その「こちら側」と「あちら側」とで、何が、どう違うのか。

違いがあるからこそ境目なわけだが、

その違いばかりを言い募ることは、背後にある連続性や大きな構造を

見逃すことになる。 (まえがきより)

本書の内容の連載期間と《3.11》が被っているらしく、その前後の心境の

変化なども合わせながら考察を述べている。

ざっくりといくと問題提起、原子力発電と日本社会、コミュニティの在り方、

科学技術と日本社会、科学技術の在り方といった流れで進んでいく、

順に読んでいくことを進められているが、コチラとしては途中から

飽きてしまったらしく

メッセージをどう受け取るかと問われても、うぅ  むむぅなどとコメントに困ってしまう。

便利さは不幸にするかと言われれば、ケースバイケースということになるのではなかろうか。

以下本書より

アクシデントは絶対あると思うけど、それが文化として定着すると

事故が起きたとしても、それはそれとしてという反応になると思うんですよ。

自動車だって、いっぱい事故はあるが社会の中に定着しているから、

みんなベネフィットの方を重視するんですよ。

あぁ、確かに!!