2013年9月11日水曜日

アベノミクスの真相 という本を読んだ。

物語には2面性がある?

メリット、デメリットを伝えなければ、信頼を勝ち得ることはできない。

そこにはどんな真相が待ち受けているのだろうか?

アベノミクス、レーガノミクスという言葉の裏にある真実を分析している。

黒田バズーカ砲は何を狙っているのか?(金融政策の真相)

浦島太郎のバラマキは何をもたらす?(財政政策の真相)

日本を取り戻す必要はあるか?(成長戦略の真相)

を俗論と真相に分けて論じている。

その中で全く納得いかないのが白川日銀をいいね!評価していることである。

いろいろな本をみてきて、もちろん賛否両論あるのは認識しているのだが、

どうしても個人的にはそうは思えない。

一方で、そう思うと共感できるのが時代遅れの税制を見直すところだろうか。

ただ、読み進めていくと、なんだか腹が立ってくる。

何故だろう、文体が気に入らない。

全体を通して言いっ放しで、ではどうすればよいのかというマインドが感じられない。

しかし、3本の矢の仕掛けにダマされないようにするという点だけは注意したい。

投信の基準価額の立て続けの下落、株価の乱高下もあって最近はウンザリしてくる。

あまり一喜一憂しないように気を付けようっと。