日本に足りないのはチーム力だっ!!
あっまたこれ自分のことかもしれない!?
という問いかけだ。
かつて取り組んでいたプロジェクトで
なんだかギスギスした感じでとってもやりにくかったということがあった。
あんまりにもストレスなので思わず配置転換を願い出たぐらいだから、
もうそれは相当なストレスであった。
そのような悩みを抱えるリーダーの人には読んで欲しい本ではないだろうか。
まず初対面の4人が高揚感に包まれるまで
というところで、「メンバー内で自己紹介しあうとともに、
握手とハイタッチをする」というのがある。
これは以前私自身が、人生を変えるプレゼンセミナーで実践し、
体験したことからもいえるのだが、
そのときは緊張をほぐすために伸びをしたり、
体を動かし参加者全員でできるだけ多くの人と
握手することをやったのだ。
終わってみると確かにガラリといい雰囲気になった。
他にも日本人は成長するにしたがって
コミュニケーションが下手になり、孤立化しやすくなるのだという。
おぉっ、これはまさに自分もその通りあてはまる節があるなぁと
妙に納得してみたりする部分があった。
自分を進化させるためには
一週間に5冊もの新書を読む課題が
クリアできるようではないとクリエイティブな仕事はできないのだとか。
興味・関心がある部分だけを読めば可能だとも述べているが、
さすがにこれはどうなのかと思うけれど。
あと触れておきたいのが、
会議に役立つ時間管理テクニックではないだろうか。
ストップウォッチを使って参加者たちの間に緊張感が生まれ、
短時間でアイデアの出やすい脳に
トレーニングできる効果が期待できるらしい。
それと大事な質問と思われるのが
「ビジョン」がありますか?というところだろう。
ビジョンとは目標であるとともに、
自分がこうなりたい、こうありたいと思い描くものだ。
そんなわけで、ビジョンをかなえるために
大切なものはいったい何かをじっくりと考えたい、
72の質問に真面目に答えると必ずやためになるだろうと思う一冊である。