以前この著者の別の本を読んだという内容をツイートしたところ、
何と著者本人からリツイートがあったのだ。
正直、それはそれは驚いたものだ。
まさか突然本人から反応があるとは思いもしなかったからだ。
しかし、今回この本にその理由が書いてあった。
まさかの自分の本に対する読者の反応をWebで検索されていたのであった。
謎が一つ解決したところで、肝心の内容に触れよう。
やはり、出来るリーダーの思考は同じところに行きつくのだとわかる。
なぜならこの本の中でも、先日書いた
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 と共通する部分があるからだ。
しかも日本が誇るリーダーたちから学ぶことという章でもバッチリ取り上げられている。
ところで、タイトルにもあるようにきっとこの本を手に取るのは悩んでいる人だろう。
グッジョブ!仕事の割に給料に反映されない今の時代にピッタリ合った内容になっている。
リーダーシップの在り方も変化していることにあわせ、
イマドキのリーダーに役立つ知恵の本を目指したとのことだ。
面白かった部分を挙げると、リーダーシップといえば、
天性のカリスマみたいなものがある人しかできないように思われがちだが、
スキルとして誰もが再現できるものとしていることだ。
そして、即決力を鍛える2つのコツは優柔不断な自分にもピッタリ。
また、チームの力をアップするリーダー術はぜひとも実践していきたいことが記載してある。
5章の歴史上の武将に学ぶリーダーシップのところでの豊臣秀吉の話。
キーワード「人心掌握術」、おぉこれは以前あの与沢翼の動画で
こんなタイトルのものがあった気がするぞ、そういえば。完全に脱線した。。。
再び日本の各リーダーに戻るとサッカーの長谷部誠、ソフトバンクの孫正義、
ユニクロの柳井正、落合博満、ローソンの新浪剛史、といった敏腕リーダーの手法なども
とても参考になる。200ページの中に短く凝縮させて重要なことがちりばめられている。
通勤時間の行き帰りで読めると思うので、
悩んでいるリーダーでなくても是非とも読んでおきたい一冊である。