2013年8月31日土曜日

アベノミクスの真実、という本を読んだ

この本を開いてまず驚くのが、余白の部分が広い事である。

レイアウトが斬新だ...

しかしその分ボリュームが少ないような気がする。

重くて持ち歩きに困るし、何もハードカバーでなくても良かったのではなかろうか。

内容は、円安に振れる事でこれこれという問題がある、

そういったちょっと的外れとも思える指摘に対しても、2%のインフレに抑える事で

何ら問題ないとキチンと回答しており、インフレの期待感の重要さも説いている。


また、以前どこかで読んだ、デフレ下での日銀の誤った金融政策についても

触れている点は大きく評価したい。

この点は、様々なメディアでもっと強調し、国民全体に根強く意識させる必要があると考える。


後半ではユーロの問題点や、エネルギー問題で原油価格や次世代エネルギーとして

注目したい、メタンハイドレートとタイムリーな内容も記載がある。


将来のヒントを見つけるきっかけとできる1冊であろう。